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7月26日(金)にキーボード、ギター、ベース、サンプラーで構成される四人組バンド、MOKUのインストアライブがBEAMS RECORDSで開催される。

MOKUは純粋な日本語詞を無機質にツインボーカルで歌い、クラブミュージックさながらの深いリズムと浮遊感のあるギターとキーボードで、あらゆるジャンルを自由に横断する東京の4人組バンド。坂本慎太郎やKikagakumoyoのような、おぼろげで味の濃いサイケデリックを感じつつも、地にはった根のように深いダブの要素が、先のアーティストとは全く異なる方向に彼らを向かわせる。

新鋭レーベル〈酔象〉から7月24日(水)にリリースする『苜録/苜録2』は、バンドが過去に自主制作した2つのEPから選曲・編集した初の全国流通盤LPとなった。フォークからの影響を色濃く感じる純粋な日本語詞を、幽霊を躍らせるような陰気なダンスビートに乗せて歌い上げるスタイルから、独自の美意識や陶酔感が味わえる作品だ。

現代版「踊念仏」「墓場クラブミュージック」とも例えられるMOKUのサウンドを、真夏の夕暮れ時の湿度を感じながらじっくりとお楽しみいただきたい。


ARTIST:MOKU

TITLE:『苜録/苜録2』

RELEASE DATE:2024. 7. 24

LABEL:酔象