| Information

〈kudos〉のデザイナー工藤司によるブランド〈soduk〉が2025SSコレクション『“0014” LIKELY』を発表

〈kudos〉のデザイナー工藤司によるブランド〈soduk〉が2025 SSコレクション『“0014” LIKELY』を発表した。

sodukは2018年にスタートした工藤司がデザイナーを務めるブランド。「sodukを着る人がsodukを作る」と工藤が語るように、毎シーズンのテーマやターゲットは定めず、極端に着飾るファッションではなく着心地の良さやシルエットの美しさを追求した、日常に寄り添うようなリアリティのあるファッションを展開している。

『目の前に見えているものが「ほんとう」とは限らない。フェイクなものが溢れる世の中で本当にたいせつなものとは？日々感じる思いや違和感をデザインに落とし込んでいます。』
このように語るデザイナーは今回のビジュアルで、見え隠れする「ほんとう」を象徴するアイテムとしてマスクを陶器で作製した。

また、25SSコレクションでは、「Essential Store」を運営するENIMA DESIGNが新たに立ち上げた vintage fabric, sewing goods、fabric Artを扱う手芸屋「yuge fabric farm」のデットストック生地を使用したアイテムも発表。行き場のなくなった様々な年代の貴重な生地から、〈soduk〉らしい日常に寄り添うりアリティなプロダクトを展開される。

本当にたいせつなことは目に見えない。
服を作ることは、身体を知る、その身体を動かすあなたを知る行為に他ならない。
「あなた」を知る方法はどんどんと増えていくが、「あなた」というからだもこころも増えてはいかない。
むしろ、知ろうとすればするほどに見えなくなることだってある。
あなた、を想像する。
あなた、は逃げていく。
わたし、は考える。
わたし、という箱を動かしながら、あなた、を想う。
見え隠れする「ほんとう」を象徴するようにマスクを作った。
手で土を捏ねながら、あなたを想像する。
服に袖を通すあなたは、あなたでありながらわたしを隠している。

– 工藤司

---

---