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Daughterの中心人物 Elena Tonraによるプロジェクト Ex:Re 再始動。ニュー・アルバム『Save As』を10月30日にリリース。

ノース・ロンドンのサッド・インディー代表格 Daughter。その紅一点メンバー Elena Tonraによるプロジェクト Ex:Reが再始動を発表。ニュー・アルバム『Save As』を10月30日にリリースすることが明らかになった。リード・シングル「Radio Station」をミュージック・ビデオと共に公開した。
アルバムの幕開けを飾る「Radio Station」は、荘厳にかき鳴らされるアコースティック・ギターから始まり、やがてカリフォルニアを延々と車で旅する情景を描いたサイケデリックな楽曲へと変化していく。そのタイトルは、Tonra自身の頭の中をラジオ局にたとえたものだ。
ラジオの局が次々と切り替わっていくような感覚は、私自身よく経験するもの。いろいろな感情の間で揺れ動いて、結局決断できずに立ち止まってしまう
と彼女は語る。
この曲は、Tonraの記憶の断片と、ふと耳にした会話の切れ端を重ね合わせるようにして形作られている。幾重にも重なるギター、揺らめくシンセ、そしてFabian Prynnによる重々しくも粘り強いパーカッションを背景に、彼女は「コーヒーは頼んでおいたよ/お金なんて全部使い果たそう(I’ve ordered your coffee/Let’s fry all our money)」と歌う。
Tonraは当初、Ex:Reの2ndアルバムを作るつもりはなかった。2018年にアルバムを発表したが、Ex:Re名義で作品を作るのは、その1枚限りのつもりだったという。しかし2023年、数年前から温めていた楽曲のスケッチを携え、1stアルバムをプロデュースしたPrynnとともにスタジオに入ると、二人の音楽的なケミストリーが再び生まれ、そこから『Save As』が誕生した。さらに、チェロに仏のクラシック音楽家、Josephine Stephenson、シンセサイザーにはFloating Pointsの再現コンサートや宇多田ヒカルのライブにも参加しているHinako Omori、ベースにBen Reed、エレクトリック・ギターにJethro Foxが参加している。
『Save As』には、アルバム全体を貫くような壮大なストーリーがあるわけではない。むしろ本作でTonraが描くのは、これまでの作品と同様、私たちの意識の奥にまとわりつく日々のささやかな思いや感情だ。頭から離れない考えごとや、そこから逃れるために向かう場所。そうした瞬間を、私たちはどのように記憶しているのか。それが本作の中心にあるテーマだ。「私はあまり記憶力がいいほうではないんです」とTonraは明かす。だからこそ、記憶の中の情景を曲に残すことで、それを忘れずにいられる。そうして生まれた曲を聴いたり、演奏したりすることは、彼女にとって「まるで過去に戻るような感覚」なのだという。
リリースは〈4AD〉より。
■ RELEASE INFORMATION

ARTIST:Ex:Re
TITLE:『Save As』
RELEASE DATE:2026. 10. 30
LABEL:4AD
STREAM/ORDER:https://exre.ffm.to/saveas
