LAのアンダーグラウンドシーンで今最も熱い視線を集める、注目の4人組 untitled (halo)。先日〈Dirty Hit〉との契約を発表し、セルフタイトルのデビューアルバムを11月6日にリリースすることを明かした。そして、アルバムから3つ目となる先行曲「sex」をミュージックビデオと共に公開した。

グリッチを効かせたエネルギッシュなダンストラックの「sex」は、ボーカル Ariana Mamnoonの穏やかな歌声に、反響する集団のコーラスが重なり、熱気と浮遊感が同居するサウンドを生み出している。「sex」について、Mamnoonは次のように語る。
午前4時にレイヴを出て、ようやく日の光を浴びようと歩き出す。そんな気分になる曲。私たちの曲の中でも、一番ダンス色が強いと思う。どこか自分の感覚と重なる曲で、まとまりがなくて喜びにあふれているけれど、ところどころに抑制もある。パーティーを求める気持ちを歌っているわ。

LAのグラッセル・パークにあるスタジオで約1年をかけて制作されたアルバム。その中心にあるのは、“構築”というテーマ。記憶がどのように編集され、アイデンティティが形成され、残された断片から個人的な物語が作られていくのかを描いている。制作期間中、メンバーはそれぞれ失恋や複雑な人間関係、自分自身の存在をめぐる葛藤、孤独と向き合っていた。彼ら自身が「音によるカタルシスを必要としていた感情的な人間たち」と表現するように、当初の不確かな状況そのものがアルバム制作の原動力となった。スタジオは4人にとって逃げ場となり、自らの感情をすべて音へと注ぎ込む場所になったという。
アルバムでは、日々の生活の中にある不満や痛みを、具体的かつカタルシスをもたらすサウンドへと昇華。手放すことへの抵抗、理解したいという欲求、そして、すべてのものを永遠に留めておくことはできないという気づき。それぞれのメンバーがそうした感情と向き合う姿が全編を通して描かれている。


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