| Information
実験的芸術のアートプラットフォーム「MODE」、新プログラム発表。NYの奇才音楽家 Eli Keszlerと、UKから初来日となるAlpha Maidを迎えて開催。

実験的な芸術を通じた「交換・交流」のためのアートプラットフォーム「MODE」。12月1日、イベントスペースWALL&WALLとの共同主催で、NYの音楽家 Eli Keszlerと、UKから初来日となる Alpha Maidを迎え、パフォーマンスプログラムを開催することを発表。
グラミー賞ノミネート歴を持つEli Keszlerは、ドラムやパーカッションによる高速かつ複雑なリズムと、電子音やフィールド・レコーディングを組み合わせ、実験音楽、ジャズ、アンビエントなどの領域を横断する音楽を生み出してきた。Oneohtrix Point Never、Laurel Halo、Skrillexらとのコラボレーションに加え、映画『アンカット・ダイヤモンド』の音楽制作にも参加。音楽と美術の双方で活動し、MoMAやホイットニー美術館などでも作品を発表しています。2025年には〈LuckyMe〉からセルフタイトル・アルバム『Eli Keszler』をリリース。打楽器の緻密な演奏を軸に、電子音やメロディ、声を重ね合わせた、より広がりのある音楽世界を提示している。
Alpha Maidは、ロンドンの実験音楽シーンを牽引するMica Leviとの共同プロジェクトspressoや〈CURL〉〈C.A.N.V.A.S.〉といったレーベルからの作品発表を通じて注目を集めてきたアーティストだ。グランジを思わせる歪んだギター、ダブの影響を受けた低音、ローファイな電子音やノイズに、印象的なヴォーカルとメロディを融合させ、実験性とポップネスを併せ持つ独自のサウンドを展開している。2025年にはValentina Magaletti、Coby Sey、Ben Vinceらも参加したデビューアルバム『Is this a queue』を〈AD93〉から発表。同年にはオランダの音楽フェスティバルLe Guess Who?にも出演するなど、ロンドンのアンダーグラウンドから国際的な注目を集めている。
打楽器の可能性を追求し、リズムや音の響きから新たな音楽を組み立てるEli Keszlerと、ギターや声を軸に、ノイズや電子音を自由に取り込みながら楽曲の枠組みを押し広げるAlpha Maid。異なるアプローチで既存のジャンルの境界を越えてきた二人のダブルビル公演。
チケットはZAIKOにて発売中。
■ EVENT INFORMATION
MODE
DATE:2026. 12. 1(Tue.)
OPEN:18:45 / START:19:30
PLACE:WALL&WALL
ADV:7,800 JPY +1D
TICKETS:https://mode.zaiko.io/e/6thjune-performance-moin-goat
ACT:
Eli Keszler (US)、Alpha Maid (UK)
お問合せ:
MODE:info@mode.exchange
共同主催:WALL&WALL / MODE
公演の詳細はMODE公式インスタグラム、WALL&WALLウェブサイトをご確認ください。
■ BIOGRAPHY

Eli Keszler
グラミー賞にノミネートされた経歴を持つ、ニューヨーク拠点の作曲家、打楽器奏者、アーティスト。ソロ・パフォーマンス、コンサート音楽、映画音楽、インスタレーションなど、幅広い領域で活動している。ドラムやパーカッションによる高速で複雑な演奏から、かすかな音に耳を澄ませるような静かな表現までを行き来し、電子音やフィールド・レコーディング、空間の残響を組み合わせた独自の音楽を生み出している。〈LuckyMe〉からリリースされた近作のセルフタイトル・アルバム『Eli Keszler』は、Boomkatから「静かに、しかし驚くべき傑作(quietly incredible)」と評され、その後、Tim Hecker、Sam Gendel、Romeo Poirierらが参加したリミックス盤も発表された。これまでにShelter Press、PAN、Empty Editions、ESP-Disk’、REL Recordsなどのレーベルから作品をリリースしている。
実験音楽、電子音楽、現代美術の領域を横断するコラボレーションも数多く、Wadada Leo Smith、Jandek、Oneohtrix Point Never、Laurel Halo、Skrillex、Rashad Becker、David Grubbsらと共演・共作。また、Jordan Wolfson、Kevin Beasley、Laure Prouvostといった現代美術家とも協働し、Phill Niblockからの委嘱作品も手がけている。
映画音楽の分野では、これまでに10作品以上のスコアを作曲。2026年のヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映されたPaul Schrader監督作『The Basics of Philosophy』をはじめ、Peacockで公開予定のドキュメンタリー『Kill. Bury. Print.』、Olmo Schnabel監督作『Pet Shop Days』、Lofty Nathan監督作『Harka』などを担当している。また、Daniel Lopatinが手がけた映画『Uncut Gems』のスコア制作にも参加した。コンサート音楽では、アイスランド交響楽団、ICE(International Contemporary Ensemble)、So Percussionなどから作曲委嘱を受けている。
Keszlerの音楽作品および視覚芸術作品は、ホイットニー美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、メトロポリタン美術館、リンカーン・センター、バービカン・センター、ケルン・フィルハーモニー、ウォーカー・アート・センターなど、世界各地の主要な文化施設で発表されている。
(Instagram / Bandcamp / YouTube)

Alpha Maid
サウス・ロンドンを拠点に活動するギタリスト、ヴォーカリスト、プロデューサー。アヴァンギャルドとポップの境界を横断する音楽を生み出している。 これまでに〈CURL〉〈C.A.N.V.A.S.〉〈ATATA〉といったレーベルからEPをリリースしたほか、Mica Leviとの共同プロジェクト spresso でも活動。グランジの影響を感じさせるギターサウンド、ローファイなグリッチ、ノイズやサンプリングを用いた電子音響、そして力強さと抑制を兼ね備えた印象的なヴォーカルを融合させ、独自の音楽性を確立してきた。その過程で、ロンドンのアンダーグラウンド・ミュージックシーンを代表する重要な存在の一人となっている。 数年にわたり、さまざまな場所で制作された楽曲を収録したデビューアルバム『Is this a queue』は、2025年後半に〈AD93〉からリリースされた。
(Instagram / Bandcamp / YouTube)
About MODE
MODEは、ロンドンと東京を拠点に、実験的な芸術を通じた「交換・交流」のためのアートプラットフォーム。坂本龍一がキュレーターを務めた2018年の初開催以降、「音」を軸とした国際的な文化交流の場として展開している。都市の余白や歴史的な音楽芸術ベニューを舞台に、空間の建築的特性や場所がもつストーリーに呼応する多様なプログラムを実施。アーティストとオーディエンスが音楽や芸術文化、その歴史的背景を分かち合い、インスピレーションを交わすことで、新たな実験的表現が生まれる場を創出している。
