リバプールの4人組CourtingがThe Cribsと共作した2ndアルバム『New Last Name』を1/26にリリース

リバプールの4人組バンドCourtingが、2024年1月26日に<Lower Third>からリリースされる待望の最新アルバム『New Last Name』の詳細を発表した。この発表を記念して、バンドは「Throw」と題されたシングルのビデオも公開。

『New Last Name』はCourtingのインディー・ヒーローであるThe CribsのGary JarmanとRyan Jarmanとの密接に協力して作られた最新作。ニュアンスとポップ・カルチャーの引用に溢れながら、抑えきれないグループの奔放さは不変である。

「New Last Name はサウンド面だけでなく、テーマ面でも冒険的なアルバムなんだ。単純にアルバムとして楽しむこともできるけど、一種の演劇でもあり登場人物、演技、舞台の演出だってアルバムの中に存在する。リスナーは自分で物語を決められるけど、僕たちはその物語に没頭してほしいんだ。」

フロントマンのSean Murphy O’Neillがこのように語るアルバムより公開されたシングル「Throw」は、この劇の第1幕である。アップビートのドラム、ヴォコーダーを効かせたヴォーカル・フック、陽気なリフを融合させた熱烈なポップ・ロックの耳に残る曲だ。しかし、曲が終わりに近づくにつれ、バンドはポップ・パンク風のインストゥルメンテーションとギャング・ヴォーカルでこの曲をひっくり返す。

The CribsのGary JarmanはCourtingについて次のように語った。
「僕たちは彼らのデビューLP『Guitar Music』をとても気に入っていた。落ち着きのない実験主義と幾重にも重なるカオスの下に、とても洗練された曲作りがあるのは明らかだった。だから、彼らが次のLPにどのようにアプローチするのかとても楽しみにしていた。セカンド・アルバムのレコーディングは、アーティストのキャリアの中で最も重要な時期である。実力が熱意に追いつき、本当のマジックが起こる瞬間でもあれば、最初のインスピレーションの高まりに追いつくのに苦労する時期でもある。しかし、彼らのデモを聴いてすぐにCourtingが次のレベルにステップアップしていることを確信した。」

2020年代のUKロックシーンの活気をリードするCourtingとインディーロックのレジェンドThe Cribsとの融合は何をもたらすのか。期待せずにはいられない。


■ Release Information

ARTIST:Courting

TITLE:『New Last Name』

RELEASE DATE:2024. 1. 26

LABEL:Lower Third / BIG NOTHING