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モントリオールの3人組ポストパンク・バンドCola。2年ぶりとなるニューアルバム『The Gloss』をリリース。

カナダはモントリオールを拠点に活動する3人組 Cola。待望の2ndアルバム『The Gloss』を本日リリース。結成当初から、DischordやBlack Flagsに代表される〈SST Records〉時代のDIYスピリッツを発展させ、ミニマルなセットながらも強力なサウンドを生み出しきた。そして歌詞は常にウィットに富んでおり、時に社会的でもある。

そんな巧みな彼らが今作で捉えたのは「艶」。Silver JewsのDavid Bermanさながらの軽妙な言葉遣いと、UKファースト・ウェーブ〜ニューウェーブを彷彿とさせる、どこか懐かしさを覚えるサウンドが見事にクロスした楽曲が並ぶ。ある時はまばらで詩的、またある時はスリリングでフック満載。一夜限りの関係を描いた生意気なロマンチック・スケッチのようなその作風は、それとないジャーナリズムに溢れ、もはやセルフパロディ。しかし、結果としては軽妙さと誠実さが見事に融合したものとなっている。

ロマンティシズムと笑いと義憤が全て同じ距離感で共存した今作は、今までのColaが奏できた音楽以上にエネルギーとウィット、そしてアイデアに満ち溢れたアルバムいる。アルバムは〈Fire Talk〉よりリリース。

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