| Information

イギリスのニューカッスル出身の5人組ジャズバンド、Knatsが新曲「Tortuga (For Me Mam)」をリリース。

ニューカッスル出身の2人の親友、Stan Woodward(ベース)とKing David Ike Elechi(ドラム)を中心とするKnatsは、洗練されたアレンジ力で、力強いメロディ、ダンサブルなグルーヴを持つジョーディー・ジャズ(ニューカッスル生まれのジャズ)を制作している5人組のジャズバンド。その熱狂的なエネルギーは、Spotifyのプレイリストに取り上げられたり、GuardianやJazzwiseなどのメディアから賞賛されるなど、羨望の的となっている。

今年は初ソロ作品をリリースしたばかりの天才Geordie GreepのUKツアーでのサポートや、ソールドアウトした“ジャズリフレッシュド”のヘッドライナー、同じくソールドアウトしたジャズ・カフェでのStr4taのサポート、BBCプロムスでの演奏など、Knatsにとって灼熱の1年となった。そして現在、R&B界のレジェンドEddie Chaconのバック・バンドとして英国ツアーの真っ最中である。

新曲「Tortuga (For Me Mam) 」では、シネマティックなストリングスに、彼らのダンスとエレクトロニックな感性から生まれたファンクなベースラインとブレイクビートのドラミングが組み合わされ、筋肉質なアップテンポのリズムが、鮮やかなトランペット・ワークと器用な鍵盤をフィーチャーした複雑なアレンジで踊っている。

楽曲のテーマは、Woodwardが母親へのトリビュートとして、また全てのシングルマザーに敬意を表して書いており、非常にパーソナルな作品である。同楽曲についてバンドは、「StanとKingは共に影響力のあるたくましい女性に育てられ、この曲にはシングルマザーの強さと犠牲に対する賞賛と感謝の気持ちが込められている 」と語っている。

そして「Tortuga (For Me Mam) 」は、すでに今月頭に発表された〈BEAMS PLUS〉とロンドン発のスケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボレーション・ラインの広告に使用されており、CMではKnatsが生演奏で楽曲を披露している。

ツアーに大忙しのKnatsだが、11月17日(日)には”ロンドン・ジャズ・フェスティバル”に、Basement JaxxのSimon Ratcliffe率いるVillage Of The Sunと出演することが決定している。UKジャズシーンの最前線で頭角を表した機体の大型新人に注目だ。