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実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ『MODE』が東京・恵比寿のライブハウスLIQUIDROOMにて、『MODE AT LIQUIDROOM』を開催。初来日公演となるイギリス・グラスゴー出身のトリオStill House Plantsと、大阪拠点の音楽家・YPYこと日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブルgoatによるダブルビル公演。

イギリス・ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクションの〈33-33〉と、日本を拠点に実験的なアートや音楽プロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ〈BLISS〉が手掛ける実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ『MODE』が2024年9月21日に、東京・恵比寿のライブハウスLIQUIDROOMにて『MODE AT LIQUIDROOM』を開催する。

プログラムには、初来日公演となるイギリス・グラスゴー出身のトリオStill House Plantsが参加。Still House Plantsはボーカル、ギター、ドラムのシンプルな編成からなるバンドで、ロックやスロウコア、サンプリング、R&Bといった様々な音楽的要素を作品に取り入れ、実験的かつオリジナルなサウンドスケープを創り出すことで現在世界的に注目を集めている。2024年12月にリリースされた最新作『If I Don’t Make It, I Love You』は、アメリカの音楽メディアPitchforkやイギリスのThe Guardianといった主要メディアからも高い評価を獲得。

さらにイベントには、大阪を拠点とする音楽家・YPYこと日野浩志郎を中心とした5人編成のリズムアンサンブルgoatが出演する。goatは楽器の音階を極力無視し、発音時に生じるノイズやミュート音から楽曲を制作。昨年、結成10周年を迎え、ヨーロッパ各国のフェスティバル、リスナーからも強い支持を得ているほか、2021年にはスイスのコンテンポラリーダンサー・振付師のCindy Van Ackerによる作品「Without References」への楽曲提供なども行い、国外でも幅広く活動している。本年2024年には、オランダのデン・ハーグにて開催されたRewire 2024や、フランスのナントで開催されたFestival Variationsに出演し、ドゥームメタル/ドローン・バンドのSUN O)))との共演も話題となった。

高度な演奏技法を駆使し、難解なリズムを重ね合わせ、緊張感のある音空間を創り出すgoat。捉えどころのないメロディとリズム、彷徨いながら赴くままにサウンドを展開するStill House Plants。開業30周年を迎えるLIQUIDROOMにて、アンサンブル/バンドといった合奏形態でありながら、全く異なる音楽を創り出す両組によるパフォーマンスには期待が高まる。


『MODE AT LIQUIDROOM』

DATE : 9月21日(SAT)17:30開場/18:30開演

PRICE : 前売5,500円[スタンディング]

ACTS:Still House Plants / goat

PLACE : LIQUIDROOM 〒150-0011 東京都渋谷区東3-16-6

TICKET : ZAIKO