ポストパンクを軸に活動するバンド、Modern Jazz War(MJW)が、初となるEP『Holes in Modernity』を9月24日にリリースすることを発表。EPからシングル『Bleeding for Nothing』を9月11日にデジタル配信でリリースする。

写真家としても活動する中野道(Michi)が率いるModern Jazz War。変則チューニングによるスケールアウトした音やノイズなど「ズレ」や「歪さ」は、バンドのコンセプトである「本来脇役とされるもの」に焦点を当てる、という姿勢をサウンド面から表現していると言える。EP『Holes in Modernity』は全楽器同時の一発録りを採用しており、無音や残響、微細なノイズなど、本来聴かれることを想定されない音までも取り込み、それらを問いとして投げかけている。作品全体を通して即興性を重視し、ヒリヒリとしたセッションの空気が見事に落とし込まれている。

EPからの先行配信曲「Bleeding for Nothing」はレコーディング / ミックスにKensei Ogata、マスタリングにはJapanese BreakfastやBlondshellを手がけるオーディオエンジニア、Katie Lauを迎えて制作。

『Holes in Modernity』のリリース日には、下北沢SPREADにてリリースパーティも開催。共演にAryy、A Virgin、Gretchen Grundler、DJにNatsuki Kato (Luby Sparks)、Kai Fujita (Deadbeat Painters)を迎えて行われる。ライブハウスという拡張された空間で楽曲がどのようにアンプリファイドされてフロアを揺らすのか、ぜひ目撃してほしい。