音楽とアートを軸に2010年に創刊され、インディペンデントな視点でカルチャーを追い続けたnero magazineの編集長が、新たに立ち上げたニューメディア〈N.E.R.O.〉(エヌイーアールオー)。その第一弾として、新たなZINEをローンチ。それを記念したスペシャルパーティが6月19日(木)、渋谷WWWで開催される。

ファウンダーの井上由紀子は、音楽ライターとして『POPEYE』をはじめ数多くの媒体で活躍し、また元祖渋谷系バンド・フリッパーズ・ギターの創世記メンバーとしても知られる人物。90年代の東京カルチャーの熱気を知る彼女が、現在の音楽シーンとカルチャーに新たな息吹を吹き込むべく、2010年にnero magazineをインディペンデントで立ち上げた。

コロナというアーティストにとっての長い暗黒期を経て、2025年、新たなメディア<N.E.R.O.>を若い支持者と設立、よりグローバルな活動を再始動させる。今回のイベントでは、<N.E.R.O.>第一弾に登場する3組の若手注目アーティストが出演。

さらに、この日、新しいZINEも発売される。ZINEのテーマは「ボーダレス」。国やジャンルにとらわれない自由な発想が反映され、今の時代に必要不可欠な視点を提供する内容となっている。


HighSchool (AU)
オーストラリア・メルボルン発、ゴシックなムードとポストパンクの冷たさが同居する、注目のバンド。 シューゲイズやニューウェーブの影響を受けつつ、現代的な感覚でアップデートされたサウンドが魅力。

POL (FR)
詩的で繊細なサウンドを奏でるニューウェーブ・デュオ。 ヨーロッパのアートシーンと強く結びついた美学と、感情の機微を音に落とし込む表現力で注目を集めている。

Luby Sparks (JP)
UK インディー/シューゲイズを下地にしながら、透明感のあるメロディと現代的な感性で国内外から支持を得ている5人組バンド。