ロンドンのエモ・ノイズパンク4人組paper hatsがデビューシングル「D’Artagnan」をリリースした。

ポストパンク・リバイバルの潮流に逆らうようにして、paper hats はもっと遠い場所からインスピレーションを引き寄せている。90年代エモやポストハードコアのきしむような不協和音、そしてノイズロックの自由な語法に影響を受けたデビューシングル「D’Artagnan」は、フィードバックの壁を切り裂くように、4分間の好戦的なオデッセイを作り上げた。

「僕らは傷つくことを恐れない。静かで優しいサウンドを受け入れるときもあれば、耳をつんざくような音に沸騰するときもある」- paper hat

このように語るバンドは、すでにサウス・ロンドンのWindmillシーンで爆発的なライブを重ねてきた。グリッチなギター、狂乱のドラム、精密なノイズが赤いストロボの下でぶつかり合うそのパフォーマンスで、Man/Woman/Chainsaw、The Orchestra (For Now)、Automotionなどのサポートにも抜擢されている。


「ただ4人で、力の限り楽器を鳴らしたんだ。あれだけノイジーなのに、シンセサイザーは一切使っていない。スペースを埋めるような音も加えていない。つまり、ライブでも録音と同じエネルギーを再現できるってこと。それが僕らの哲学。何よりもまずライブバンドであることが重要なんだ。ノイズは各パートに染み込んでいる。ただの飾りなんかじゃないんだ」 – Sam Eccleston

UKのニューカマーpaper hatsは、あらゆる混沌をノイズの中で交錯させ、ライブと録音が乖離しないエネルギーを証明する。