パリのヴィーガン・シューズブランド〈ROMBAUT〉が〈PUMA〉とのコラボレーション「Levitation Collection」を発表した。本コレクションは3月20日から3月27日の一週間、原宿の「GR8」にて発売されている。

〈ROMBAUT〉はベルギー出身のデザイナーMats Rombautによって創設され、現在パリに拠点を据えるヴィーガン・シューズブランド。シューズの表面にはアフリカで持続可能な方法で栽培されているイチジクの樹皮や、南太平洋の島で栽培されているタパと呼ばれる桑の樹皮を使用。中敷きにはココナッツの繊維と天然ゴムをミックスした素材を用い、ソールにも天然ゴムが使用されたアイテムを展開している。

今回の「Levitation Collection」は、〈ROMBAUT〉の10周年を祝した〈PUMA〉とのコラボレーション。マインドフルネスや知識、意図的な行動を重視する東洋哲学から影響を受け、〈PUMA〉のアイコニックなシルエットを〈ROMBAUT〉の前衛的な哲学で再解釈した新たなリアリティが生まれた。

フットウェアを超え、フィジカルパフォーマンスと精神的な高揚の融合は、「Brainsport」という新たな概念で定義された。主なデザインの特徴は、エンボス加工されたディテール、ラップアラウンドのフォームストリップ、未来を想起させるオープンアウトソール、浮遊しているかのようなユニークなヒールピース「Levitation」ソールがシューズの構造をサポートする。また、サステナビリティを大事にする〈ROMBAUT〉のブランド哲学により、100%ヴィーガン素材(リサイクルTPU、ラバー、人工レザー)が使用されている。

アイテムの販売は東京・原宿の「GR8」にて3月27日まで行われる。先進的なアプローチで知られる「GR8」の空間を舞台に行われるインスタレーションは、伝統と革新、そして期待を超越するアートが融合したコラボレーションを彩る。インスタレーションの中心には、静かな姿勢で浮遊するように見える人物が現れ、「Levitation Collection」の本質を体現。瞑想的なポーズをとるその姿は、バランスと高揚感を象徴し、Levitationスニーカーを履くことで「マインドフルネス」と「動き」の融合を表現。

伝統と革新が融合したコラボレーションを、インスタレーションでも体感できるこの機会にぜひ注目だ。