片出 真武による東京のブランド〈ryaw〉が自然と都市の適合をテーマにした24AWコレクション『Each adaption』を発表

片出 真武による東京のブランド〈ryaw〉が自然と都市の適合をテーマにした24AWコレクション『Each adaption』を発表した。

テックウェアに影響を受けた機能的なデザインに、衝動的なエネルギーを注いだアイテムで着用者や社会に向け深い思考を促すモノづくりの追求を続けるブランド〈ryaw〉。これまでに植物や自然、さらには医療用の備品にまで幅広い分野をアイテムに取り入れてきたほか、来場者とブランドで紫外線を活用した服作りを行う実験型ポップアップを開催するなど、ボーダーレスな活動を展開してきた。

今回のコレクションでは、『Each adaptionーそれぞれの適合』をテーマに、自然と都市の繋ぎ目となるデザインを衣服に落とし込んだ。そして、〈ryaw〉が得意とする化学繊維を収縮させる技術「VEIN」により、伸縮性のある生地を開発し、ルーツとなる昆虫をデザインテーマとした有機的なコレクションになった。

素材には、テキスタイルデザイナーENZO(@enzoebihara)と協力して作られた、ryaw初となるオリジナルファブリックが使用され、「自然」と「都市」それぞれの環境に適合されるアイテムというコンセプトを基に制作されたコレクションが展開される。

3/8(金)〜3/14(木)の期間で、今回のコレクションの展示会が東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル501で開催され、各日18時〜21時の間が一般向けとなっている。

都市と自然。この二項対立とされてきた問題に対して、様々な分野で議論が進められている。しかし、理想的な答えはまだ少ない。こうした中、服作りという観点から〈ryaw〉はどんな提案を行うのか。ぜひ自身の目で確かめてほしい。


■ Information

〈ryaw〉 24AW

『Each adaption』

Tokyo exhibition

DATE : 3/8〜3/14 18:00-21:00 for General

PLACE : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル501