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オスロ拠点のプロデューサー/ソングライター Sunniva Lindgårdによるプロジェクト Sassy 009、待望のデビューアルバム『Dreamer+』を1/28にリリース。Blood Orange、Yuné Pinkuも参加。

ノルウェーの首都 オスロを拠点に活動するプロデューサー/ソングライター Sunniva Lindgårdによるプロジェクト Sassy 009。待望となるデビューアルバム『Dreamer+』を1/28にリリースすることが発表された。今年10月にリリースされた楽曲「Tell Me」では、最新作『Essex Honey』が各所で高評価を獲得しているBlood Orangeをフィーチャリングに迎えた曲として話題を呼んだが、今回のアルバムはその楽曲を含む全12曲が収録予定だ。

2017年のEP『Do You Mind』でトリオとして初期の評価を得た後、2019年にソロユニットとして再始動するとその後も精力的に活動を続け、2021年には官能的でベース駆動のミックステープ『Heart Ego』をリリース。それから4年を時を経てリリース『Dreamer+』は彼女が長年構想を温めてきた渾身のデビューアルバムである。

『Dreamer+』自身の芸術性を完全掌握しようと試る野心的な作品になっている。歪んだボーカル、グランジ〜シューゲイザー、90年代ビートロニカ、ハイパーポップの要素が導く本作は、自己発見と自己否定を同時に記録した作品だ。根幹はフィクションであり、夢と感情が変幻自在なキャラクター、闇の勢力、道徳的責任が渦巻く風景の中で処理される、陰鬱な童話とも言える。ポスト・オルタナティブを拡張するエキサイティングな一枚だ。

アルバムにはBlood Orangeのほか、先日羊文学のリミックスを手がけたことでも話題となった、マレーシアとアイルランドにルーツを持つサウスロンドン出身のプロデューサー/シンガー Yuné Pinkuも参加。Oklouを筆頭に、ますます勢いを強めるオルタナティブ・ポップのシーンで、Sassy 009の作品はどのような影響をもたらすのか、注目して追いかけていきたい。アルバムはHEAVEN-SENT / [PIAS]より。

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