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ロンドンのインディペンデントレーベル〈Slow Dance Records〉、注目のアーティストをラインナップしたコンピレーション・アルバム『Slow Dance ’24』をリリース。

コロナ禍で台頭した「Post-Brexit New Wave *nprより引用」の先駆けであり、近年UKのアンダーグラウンドシーンを最前線で牽引するロンドンのレーベル〈Slow Dance Records〉。毎年恒例の注目アーティストをラインナップしたコンピレーション・アルバム『Slow Dance ’24』をリリースした。

このコンピレーションは、ロンドンをはじめとする世界中のローファイ、エクスペリメンタル、オルタナティヴ・ミュージックの最新、最旬、最先端を発掘することを目的としており、〈Slow Dance〉が常にレーベルとしてアンテナを張っていることを示すだけでなく、新たな道筋や、業界外のさまざまなシーンやスペースのキーとなるアーティストを予言するものでもある。

そのことは過去にリリースしてきたコンピレーションでも実証されている。キュレートされてきたアーティストの中には、その後〈Ninja Tune〉や〈4AD〉、〈Rough Trade〉など、数多くの名門レーベルと契約し、リリースまで果たしている者も多くいる。出身者の中にblack midiやBlack Country, New Road、Sorry、Goat Girlなどもおり、その確かな目利きでBBC Radioを始め、The QuietusやThe Line of Best Fitなど、メディア各所からも称賛されている。

『Slow Dance ’24』は、この高まりつつある評判にふさわしく、前作同様多様性に富み、愛情をこめたキュレーションが脈々と受け継がれている。多くの魅力的なデビュー曲の中で、今年のハイライトは、80年代のアンダーグラウンド・アイコン、Princess Demenyによる30年以上ぶりの新曲だ。その他、フォーク・クインテット、Pencil、先日〈So Young Records〉から新曲をリリースした注目のデュオ、Most Thingsのサイド・プロジェクト、XmalとBirdfeederなど、気鋭なアクトが揃った。

〈Slow Dance〉は2月22日にShackwell Arms、2月24日にThe Windmill、3月7日にThe Shackの3日程に分けて、コンピレーションに参加した各アーティストらとリリースを記念したローンチパーティーを開催する。常に新しいものへの鋭い眼差しを向ける〈Slow Dance〉の動向には今後も注目だ。

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