VictorylandがNYのインディーレーベル〈Good English Records〉との契約を発表。デビューアルバム『MY HEART IS A ROOM WITH NO CAMERAS IN IT』を1月23日にリリース

ブルックリンを拠点に活動するVictorylandが、NYのインディーレーベル〈Good English Records〉との契約を発表し、デビューアルバム『MY HEART IS A ROOM WITH NO CAMERAS IN IT』を1月23日にリリースすることが決定した。アルバムからの先行シングル「No Cameras」もすでに公開されている。

Victorylandは、ソングライター/プロデューサーのJulian McCammanによるソロプロジェクト。ローファイでテープ録音的な質感を持つ独自のロックサウンドで注目を集める新鋭アーティストだ。そんな彼がタッグを組む〈Good English Records〉は、2025年に設立されたばかりのインディペンデントレーベル兼アートコレクティブ。アーティストと音楽愛好家たちによって立ち上げられ、「DIY精神を持つアーティストの潜在力を最大限に引き出すこと」を理念に掲げている。創造性の自由、公正さ、そして安定した活動環境を重視したパートナーシップを築いている点も特徴だ。

先行シングル「No Cameras」についてMcCammanは、「見られたい自分と、隠れていたい自分。その心の葛藤を描いたポップソング」だと語る。本作全体でも“ポップミュージックの浄化力”をテーマに掲げ、愛や孤独、性のフラストレーション、虚無といった感情の重さを、まるでスプーン一杯の砂糖のような甘さに変換して飲み込む。

Victorylandが目指すのは疲弊した現代の現実と感情を楽しく、たった数分のポップソングに詰め込むこと。そして、その時間だけでもひとりじゃないと感じられることといった、忘れかけていた人間的な根源を愉快につつくものである。


■ RELEASE INFORMATION

ARTIST:Victoryland
TITLE:『MY HEART IS A ROOM WITH NO CAMERAS IN IT』
RELEASE DATE:2026. 1. 23
LABEL:Good English Records