| Interview
Been Stellar
Photo by Gabe Long
目まぐるしく変化していく街、ニューヨーク。その中で拒絶、孤独を経験してきた若き5人の男女。今彼らの目に映る“悟り”の正体とは。そして精神の解放(=叫び)を歌った圧倒的なデビューアルバムについて話を聞かせてくれた。
− 誰も仲間に入れてくれない。だから自分たちでやるしかなかった −
– こんにちは。今のニューヨークの気候はどんな感じですか。
Skyler:いや、かなり暑くて最悪だね。嫌な匂いもするし(笑)。
– ここ東京も暑くなり始めていて、まだ6月だというのに既に28度超えたりしています。
Skyler:うわ、それは暑いね。
– 改めて、今回はインタビューにお時間いただきありがとうございます。我々が日本のメディアであることにちなんで、まずは皆さんの日本に対する印象から聞いてもいいですか。
Skyler:日本の文化で好きなものはたくさんあるよ。僕は特に三島由紀夫のファンでね。賛否両論のある人だけどね。でも彼の書く文章がすごく好きなんだ。
Sam:高校の時にフィッシュマンズがマイブームになったことがあるね。「LONG SEASON」にどハマりしたな。あと『砂の女』っていう映画も好きだね。
– そうなんですね。二人とも日本文化に詳しいですね。
Sam:僕は大学では日本映画の授業も取っていたんだ。
– では早速ですが本題のインタビューに。まずは簡単に自己紹介からお願いします。
Skyler:Skylerです。ギターを担当しています。
Sam:Samです。ボーカルです。
Laila:Lailaです。ドラムをやってます。
Nico:Nicoです。僕はベース担当。
– ありがとうございます。そもそも皆さんはどのようにして出会ったのでしょうか。
Sky:僕らはみんなニューヨーク大学で1年生の時に知り合ったんだ。今日インタビューにはいないけど、ギターのNandoは僕のルームメイトで、NicoはSamのルームメイトだった。Lailaと初めて会ったのは確かPuzzleのライヴでだったかな。みんな一緒にいるのが好きだったし、お互い音楽をやりたいと思っていたんだ。
– なるほど。それはつまりプロのミュージシャンを目指すというよりは、遊びの延長のような感じでバンドを始めたということですか。
Skyler:みんな、どこかでプロとして音楽をやりたい気持ちはあったと思う。LailaもNicoも音楽を専攻してたしね。僕とSamも、プロでやることは夢見てたけど、活動初期は、このバンドがそのための手段になるとは誰も思っていなかったと思う。
– バンドのInstagramを見ていたのですが、最初の投稿日付が2017年11月で、キャプションは何やらニューヨークの観客に対してのありがとうのメッセージでした。これはつまり、バンドはその時からスタートしてたということ?
Laila:多分どの投稿のこと言ってるかわかるわ。私たち5人が初めて一緒にライブした時の写真で、今はもう無いんだけどWayward Socialという場所でだった。
Skyler:Been Stellarという名義自体は僕とSamで長いこと使ってはいたんだけど、初期はまだバンドって感じじゃなかったんだよね。高校の時に何回か演奏したことがあって、でも基本的にはSamと僕で曲作りとかしていたから。だから、この5人で初めて一緒に演奏したという点で、このライブがバンドの“本当の始まり”だったと言えると思う。
– 数々のインタビューで、ニューヨークを拠点に活動しながらも、自身の音楽性とローカルの他のアーティストの音楽性がかけ離れていることで、特定のシーンへの帰属意識や共鳴をすることがなかったと話していますね。それ故、自分たちの音楽性をとことん追求していくという姿勢を貫いていったということですが、そのような活動の中で疎外感や孤独を感じることはありましたか。
Skyler:そうだね。ニューヨークは音楽的観点で言えばとても刺激的な場所だと思うんだけど、ここでバンドを始めるのはとても難しいし、しんど過ぎて時には罰ゲームみたいに感じることすらあるよ。まず、ロンドンみたいな都市に比べてバンドが少ない。積極的にライヴをやっているバンドは本当に数えるほどしかいない。だから、悪い意味での結束が固くなりがちなんだ。誰も仲間に入れてくれないし、“俺たちのグループの一員になれるほどお前らはクールじゃない”だとか。それ故多くの葛藤がある。他のバンドたちと一緒にライブしたいのに、彼らは何もしてくれない。4年くらい前に起こったブルックリン周辺のシーンとか特にそんな感じだった。そんな経験をして、結局“自分たちでやるしかない”と気づいた。でもそう思うのにもかなりの決意が必要だったし、拒絶されても平気でいなければならないのはきつかったね。
– そのような空気は確かに今ロンドンで起きている動きとはまるで違いますね。
Skyler:そうそう。
− みんなが僕らに対して熱狂的だった −
– そんなあなたたちですが、デビューEPはマガジンで有名な〈So Young〉からのリリースでした。彼らとの出会いはどのようなものだったのでしょうか。
Sam:「Kids 1995」という曲があって、LailaとNicoがこの曲を別の曲と一緒に再度レコーディングしてリリースするのはどうかと提案してくれてね。それから楽曲をリリースした後に、僕らとマネージャーのLaurenで色んなブログとかメディアに載せてもらおうとメールしていたんだ。その中に〈So Young〉もあって、そしたら彼らからシェアしたいと連絡が来たんだ。とても興奮したけど、当時はまさかレーベル契約までしてもらえるとは思ってもなかった。そもそも僕らの音楽に興味を持ってくれる人たち自体が初めてのようなものだったからね。しかも〈So Young〉。彼らは小さなレーベルだけど、評判はすごく良いし、そのような経緯があって一緒にEPを作ることにしたんだ。
– 〈So Young〉からのリリース後に反響はありましたか。
Skyler:そうだね。かなりスピーディーに状況が変わっていった。〈So Young〉からリリースする前は、どこかの小さいインディー・レーベルと契約して、いずれイギリスで演奏できたらいいななんて夢見てた。それがEPを出した途端、大手からたくさん連絡が来るようになって。すごくエキサイティングなことだったけど、きっとみんなが想像しているよりはずっと退屈なプロセスだったかも。弁護士と話すことも多かったし、数字の計算をしたり。正直、頭が痛くなったよ(笑)。
– (笑)
Skyler:全然思ってた“ロックンロール”のイメージとは違ったよね。
– レーベル内の他のバンドと会ったりすることはありましたか。
Skyler:うん、Folly Groupとか。彼らは本当にいい奴らだね。
Sam:Lime Gardenもかっこよかったね。
Skyler:あとCardinalsとはちょっと前に一緒にライブして遊んだりもしたね。それと僕らと同じくニューヨーク出身のバンドのSlow Fictionは以前から知り合いで仲が良いよ。
Photo by Gabe Long
– それまでニューヨークを拠点に活動されていましたが、UKに行ってライブをしてみて、何かニューヨークと違うと感じたことはありますか。
Sam:UKでは、みんな僕らや僕らの音楽に対してすごく熱狂的だった。そんな経験は今までなかった。ニューヨークにいた時は、“僕らの曲を聴いてみて”とか、“ライブ来てね、きっと楽しんでもらえるはず”だとか、自分たちで勧めたり説得しなければならなかった。だけどUKに行くと、そこにいる人たち自身が新しい音楽に対して熱狂的で、今まで僕らがやっていた布教活動みたいな努力はそこまで必要なかった。全てが初めての体験だったよ。
– ライブにおいては母国アメリカでも、Fontaines D.C.やInterpolなどともツアーしてきたということで、どれも刺激的な体験だったに違いないと思いますが、一番印象的だったステージや思い出はありますか。
Skyler:Interpolとは、ニューヨークの北東にあるBeacon Theatreという有名な劇場で演奏したんだ。めちゃめちゃクールだったよ。ここで演奏することはやりたいことリストの中の1つだった。親にBeaconでライブするよって話したら、“すごい、Beaconで!”って驚かれたよ。Fontainesは、LAのThe Wilternという会場で演奏した。ここも有名な場所で、NicoとLailaはLA出身だから、彼らにとってもクールな経験だったに違いない。
Laila:いやぁ、最高だったね。
Nico:間違いない。
− 毎日の生活ペースや経験があまりにも激しくて、
人によっては奇妙な方法でそれを解放する必要があると思うんだ −
– EPリリースから数々のアーティストのツアーサポートまで、着実に歩みを進めてきたBeen Stellarですが、いよいよデビューアルバム『Scream from New York, NY』がリリースされました。ようやく世に放たれた今、どんな気持ちですか。
Skyler:最高の気分だね。ありがたいことに先行シングルの評判も良かったし、レーベルの〈DIRTY HIT〉は僕らにとって本当に良いホームだと思う。
このアルバムのことは本当に誇りに思っている。僕たちが “本物のバンド”であること、そしてバンドとしてアルバムを作れるんだということを証明できた作品になったんじゃないかな。だからものすごく達成感があるね。でもレコーディングから数ヶ月が経った今は、次のアルバムを作ることを考えていて、今いる場所に安住しすぎないようにしているよ。
– 今作は現代を代表する名プロデューサー、Dan Careyがプロデュースしていますね。彼との制作で何か驚きや発見はありましたか。
Nico:“Danと制作することになったら…”と思って、実は前から練習していたんだよね。制作に入る前に彼のビデオをたくさん見ていたんだ。レコーディングの仕方とか彼のポリシーとかね。最初はSamのボーカル抜きで、他のパートを仕上げていった。スタジオにヘッドホンは一切無くて、クリックも付けたらだめだった。レコーディングに入る前に、それぞれがきちんと曲のことを理解していないといけない状況だったんだ。
それが終わった後にSamのヴォーカルを重ねるといった流れで制作したんだけど、そうしたことで、みんなが曲の構造を把握し、本質的に何が必要なのかを考えることができた。
Skyler:2023年の3月に僕たちはテキサスで行われるSXSW Music Festivalに行ったんだけど、その時にDanが彼のレーベル〈Speedy Wunderground〉のショーケースイベントをやっていたんだ。そして、それとは別にDanはスタジオを借りていて、その日中に色んなバンドを呼んでセッションをしていた。各バンド3,4時間くらいもらってやっていたんだけど、僕らもそこに行って「Passing Judgement」をやったんだ。レーザーライトとかスモークが焚かれたカオスな場所で、めちゃめちゃ楽しかったよ。その演奏をした時に、僕らの中でアルバムのプロデューサーはDanで間違いないと確信した。彼はクレイジーで、僕らからエネルギーを抽出しようとしてくれると同時に、どこか父親のような落ち着きのある側面も持っていて、本当に素晴らしい人だよ。
– Danと言えば自身のレーベルでリリースしている7インチの企画が有名ですよね。アーティストは24時間以内にレコーディングを終えないといけないルール。あなたたちもこれにトライしましたか。
Skyler:いや、それには従わなかったね(笑)。その話はDanから提案されたけどね。Speedyのセッションと少し違うのは、あれはロンドンにあるDanのスタジオでレコーディングが行われてるということ。だけど、今回の僕らのアルバムはニューヨークで録るということに僕ら自身意味合いを感じていたし、だからこそDanにもニューヨークに来てもらったんだ。
それでもある程度ルールは作った。アグレッシブな曲とソフトな曲の2曲ずつでペアを作って同じ回に両方レコーディングした。その意図としては、ソフトな曲の中に残る静謐さとアグレッシブな曲の中にある激しさをお互いのトラックに落とし込みたいというDanの思惑があって、そんな取り組みをしたんだ。
もう一つ行ったこととしては、Samのボーカル。全てのギターパートのレコーディングが終わった後に、DanはSamにアルバムの全楽曲のボーカルを生で録らせた。友人をスタジオに呼んで、その様子を見させたんだ。まるで本当のライブかのようにね。Samの緊張をほぐすために、DanはSamに一杯だけビールを飲ませていたね。
– とても面白いプロセスですね。一杯だけ飲んだんですね(笑)。
Sam:うん、一杯だけ。
– 今回のアルバムタイトル、訳すと“ニューヨークからの叫び”。1枚目に相応しい、とても良いタイトルだと思いました。一方で、プレスリリースによれば、何曲かはUKでの初めてのツアー中に完成されたようですね。タイトルで明確に”ニューヨーク”と打ち出している点から、UK滞在中に改めて自分たちがニューヨークのバンドであると認識したのでは?なんて思ったりしたのですが、実際、タイトルがつけられた経緯はどのようなものだったのでしょうか。
Sam:実はこのタイトルはかなり前、多分5,6年くらい前に思いついたものなんだ。フランク・シナトラの「Theme from New York, New York」という曲から着想を得たもので、面白いフレーズだと思ったんだ。制作に関して言えば、最初のUKツアーでは、たぶん1,2曲しか作っていなくて、曲作りの大部分はニューヨークで行われたんだ。みんな元々ニューヨーク出身じゃなくて引っ越してきた身なんだけど、もう7年近くもいる。だから、自分たちのことをニューヨークのバンドだと認識していることは間違いないね。
曲を作り始めてから、徐々にアルバムのコンセプトが明確になってきて“これは『Scream from New York, NY』と名付けるべきだ”と思ったんだ。
Skyler:曲を作っているときにSamと僕が話していたのは、“コミュニケーション”。アルバムが完成間近だった頃、僕らはみんな大学を卒業目前だった。僕は哲学を学んでいて、*ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインについての論文を書いていたんだ。彼の主な論点は、“哲学が未だある理由。古代ギリシャ人が何千年も前に答えようとした問いに私たちが未だ答えようとしている理由。それは、言語そのものが壊れた道具であるから”というものだった。
人生の中で、何かが明確になる瞬間や、深い理解が得られたとき、それはたいてい誰かに教えてもらったからではなく、自分自身で経験したことや生の感情から。そのような考えが、今回のアルバムではコアを成すアイデアだった。
*ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン – オーストリア・ウィーン出身の哲学者。イギリス・ケンブリッジ大学教授となり、イギリス国籍を得た。以後の言語哲学、分析哲学、科学哲学に強い影響を与えた。
Photo by Gabe Long
Skyler:ニューヨークで毎晩ベッドで横になると、部屋の外から突然大きな叫び声が聞こえてくるんだ。普通は誰かが悲鳴を上げれば、“何事だ!”って思って、確認したりするよね。でも、ここに長く住んでいると、そんな叫びとかも日常茶飯事だと理解して、何も感じなくなってくるんだ。そしてそれはやがて理解に変わっていく。毎日の生活ペースや経験があまりにも激しくて、人によっては奇妙な方法でそれを解放する必要があると思うんだ。地下鉄で急に泣き出す人がいたりね。多分あれはそういうことなんだろうね。そんな経験や考えが今作ではバックボーンになった。
– 今、アルバムのコンセプトを聞いて、日本のリスナー、とりわけ東京の人々にも響くと思いました。ニューヨークで見られるように、地下鉄の中で泣いている人がいたり、突然叫び出す人がいたり。日常の激しさという点で共通する部分がありそうです。
Skyler:間違いない。実は最近ハマって見ていたものがあってね。渋谷のスクランブル交差点の中継映像。本当にすごいね。信号が赤から青になった瞬間、あらゆる方向から同時に大量の人が道を渡り始める。
– あの中継映像ですか。
Skyler:曲を作るときに特段意識したわけじゃないけど、そういう人たちのストレスを想像して親近感が湧いたんだ。
– コンセプトについて色々聞かせてくれましたが、ここでサウンド面についてお聞きします。EPの時に展開されていた初期衝動や疾走感はいい意味で無くなり、よりダイナミックかつスケール感のあるサウンドにシフトしたように感じました。この変化はどのような経緯で起こったのでしょうか。
Skyler:Lailaのドラムが大きかったかな。作曲において今回はドラムとベースを中心に書いたんだ。そのことがダイナミックな変化をもたらせたと思う。
Laila:うん、そうだね。一緒にセッションを重ねるごとに、自然とそのような(ドラムとベース中心の)ムードが出てきた。EPの時は「Manhattan Youth」という曲で初めて“自分らしいビート”を思いつくことができた。そこから進化させていって、アルバムの時には、すっとそのマインドに入って自分らしいドラムパートを考えつくことができた。
Nico:楽曲のダイナミクスに関してはとても意図的だった。EPの時はそもそもそんなことは考えてすらなかった。アルバム制作では視覚的な方法で話し合うことも多くて、例えば、ダイナミックさを作り上げるためにドラムはこれくらい激しく叩くべきだとか。
直近のライブでもLailaと僕は、どのパートを落として緩急を付けるべきか話し合っていたし、ダイナミクスはまさに発展の最中なんだ。
Skyler:今二人が言ってくれたことに加えて、聴いている音楽がEP当時と違うというのもあるかな。今までギター中心のバンドだった。でもアルバム制作の時期は、90年代に活動していてた *Bowery Electricっていうトリップホップのバンドにハマったり、アイルランドのバンド、Just Mustardのツアーにも参加したり、テイストの違う音楽に触れ始めた。そのことでギターリフの先に新たな世界があることに気づいたんだ。
*Bowery Electric – 1993年、Lawrence ChandlerとMartha Schwendenerでニューヨークで結成。トリップ・ホップとシューゲイザーをミックスしたサウンドが近年再評価されており、1995年にリリースされた1stアルバム『Bowery Electric』は、2016年にメディア〈Pitchfork〉が歴代ベスト・シューゲイザー・アルバムで36位に選出した。
– Bowery Electricは素晴らしいバンドですよね。確かにその精神性は「Pumpkin」や「Shimmer」から醸し出されるダウナーな空気ともリンクしているように思います。
– ようやくリリースされたアルバムですが、リスナーにはどのように今作を聴いてほしいですか。
Skyler:ある種の浄化作用があったら嬉しいな。それぞれの楽曲にはたくさんのストレスや激しさを詰め込んだから、それがみんなのストレスや辛い経験に共振して、少しでもそれらを和らげられたらいいな。仕事とか学校からの帰り道にアルバムを聴いて、僕らがその疲れを吸収してあげたいね。
– 最後に、これからのBeen Stellarで期待できることを3つ教えてください。
Sam:新しい音楽。もう既に次のアルバムの制作に取り掛かっているんだ。日本にも行きたいね。来年には実現したいと思っているよ。
Skylar:たくさんライブが控えているね。アメリカだと9月にFontaines D.C.とまたツアーをやるし、11月にはUKとヨーロッパで初めての大規模なツアーをやるんだ。だからまとめると、新曲、ライブ、そして3つ目に日本のみんなに会うことかな。僕らの音楽が日本にも届いているなんて本当に信じられないね。いつか必ず君たちのために演奏しにいくよ。その時まで。
■Release Information
ARTIST:Been Stellar
TITLE:『Scream from New York, NY』
RELEASE DATE:2024. 6. 21
LABEL:DIRTY HIT
STREAM:https://beenstellar.ffm.to/screamfromnewyorkny
◼︎Biography
Been Stellar
アメリカ/ ニューヨークを拠点に活動する5人組バンド。ミシガン州デトロイトの高校時代にギタリスト、Skyler Knapp、ボーカルのSam Slocumが出会い、Skylarが着ていたバンドTシャツのことで意気投合し、一緒にジャムを始める。2人がニューヨークの大学で学び始め、ブラジル出身のギタリスト、Nando Dale、ベースのNico Brunstein、ドラマーのLaila Wayansに出会ってバンドを結成。バンドは今まで、Fontaines D.C.やInterpol、shameなどのオープニングを務め、経験を積み重ねてきた。
2022年にデビューEP『Been Stellar』をUKの〈So Young Records〉よりリリースすると瞬く間に話題となり、The 1975やリナ・サワヤマ等が所属するUKのレーベル、Dirty Hitと電撃契約。デビュー・アルバム『Scream from New York, NY』を2024年6月にリリース。バンドは同年の春にThe 1975とヨーロッパ・ツアーを敢行。今後の活躍にますます期待がかかる。