Big ThiefのヴォーカリストAdrianne Lenkerが新曲「Sadness As A Gift」を公開。最新アルバム『Bright Future』は3月22日に発売決定

USインディーの至宝Big ThiefのAdrianne Lenkerが、新作ソロ・アルバム『Bright Future』を3月22日に 〈4AD〉からリリースすることを発表し、ニュー・シングル「Sadness As A Gift」を公開した。『Bright Future』は、Adrianne Lenkerにとって、2020年の『Songs & Instrumentals』以来となるアルバムで、Philip Weinrobeが共同プロデュースを担当し、Nick Hakim、 Mat Davidson、 Josefin Runsteenが参加している。

先にリリースされたシングル「Ruined」に続く「Sadness As A Gift」は、Lenkerが、非常に親密で温かいサウンドを披露しており、完全に時代を超越した楽曲でありながら、聴くたびに新鮮な驚きを与えてくれる。Adrianne Lenkerの生き生きとした声が、彼女の詩を浮遊させる。彼女はギター、ピアノ、ヴァイオリン、そしてみんなの声で構成された輪の中で歌う。

『Bright Future』ではフレーズの転換や、流れのある韻を踏むことで高く評価されているソングライター、Adrianne Lenkerが、「You have my heart // I want it back.（あなたは私の心を奪った // 返してほしい）」と淡々と語っている。アナログ機材で緻密に録音された本作は、実験的なコラボレーションから始まったが、Adrianne Lenkerの心は確かに彼女の元へ戻り、満たされ、未知の世界へ果敢に踏み込んでいった証となった。

2022年、秋の高揚感の中、Big ThiefのメンバーであるAdrianneは幸運に恵まれた。みんなが来てくれたのだ。「私の大好きな人たち」と彼女が呼んでいる3人の音楽仲間が、多忙なツアースケジュールの合間を縫って、森に潜むアナログ・スタジオ、Double Infinityに集まってくれたのだ。このミュージシャンたち、つまりHakim、Davidson、RunsteenはAdrianneとは顔見知りだったが、お互いにとってはまだ会ったばかりだった。「どんな結果になるのか、まったく想像がつかなかった」と彼女は振り返る。結果は？「魔法のようだった」と彼女。Adrianneがとった音楽的リスクは、このスタジオの初作品となったアルバム『Bright Future』へと結実し、心の旅を綴った12曲入りの作品となった。

2024年3月22日（金）に世界同時発売となる本作は、国内盤CDに解説書・歌詞対訳・ボーナストラックを追加収録。輸入盤はCDと通常ブラック・ヴァイナルに加え、数量限定リサイクル・カラー・ヴァイナルと、日本語帯付き数量限定リサイクル・カラー・ヴァイナルが発売される。

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