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アート・パンクコレクティブCrack Cloudに所属するカリフォルニア拠点のアーティスト Military Genius、2ndアルバム『Scarred for Life』を11/1にリリース。先行曲「Window to the Soul」を公開。

カナダのアート・パンクコレクティブ、 Crack Cloudのメンバーとして活動し、自身もカリフォルニア / ジョシュア・ツリーを拠点にアーティスト活動をしているソングライター / プロデューサーのBryce Cloghesyによるプロジェクト、Military Genius。4年ぶり2枚目となるアルバム『Scarred for Life』を11月1日にリリースすることを発表。アルバムから先行で「Window to the Soul」が公開となった。

「Window to the Soul」についてCloghesyは次のように話す。
「この曲はトラウマとその後遺症を振り返り、過去がいかに現在を歪め、再構築するかを探求したもの。起こった事象を説明しようとすることは、かえって“理解”から遠ざかる行為である。歪んだガラスを通して見るように、それぞれの視点が私たちの持っている客観的事実の概念を変え、問いただす。人生は鏡の迷宮であり、迷うことこそが時には必要なのだ。その絶望の時間において論理は意味を成さない。残されるのは感情のみ。」

『Scarred for Life』は特定の音楽性の枠を超えた自由度の高い仕上がりで、低音の効いたR&B〜スペース・ダブ〜ジャズをミックスした、ジャンル・クロスオーバーな作りが特徴的だと言える。一聴して静かで内省的なアルバムだが、魂と前向きさに満ちており、その点に関しては、意図的にそうなるよう設計されている。 予期せぬコード・チェンジで曲を突然ひねる。あるいは、天気のように移り変わる感情を表現するために別で楽器を用意するなど、全編を通して常に、暗さと明るさ、緊張と解放の間を行き来している。

「生きてきた人生によってもたらされた犠牲と、決して繰り返すことも複製することもできない現実の複雑な美しさ」ということを出発点に置き、制作の過程を通して理解しようと試みたのが、この『Scarred for Life』だ。アルバムは〈Unheard of Hope〉よりリリース。

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