フィラデルフィア発、その鋭い視座とセンスで世界的に評価を獲得しているThey Are Gutting A Body Of Water (TAGABOW)。その中心人物、Doug Dulgarianが、自身が育ったミックステープの精神を受け継いで制作した作品『KOOL FAITH / LOOSIES II』を10月16日リリースすることを発表。

全29曲が収録されている今作は、同じくフィラデルフィア出身のバンド A Country Westernや、LAのDIYパンクシーンを牽引するTonerやNYシューゲイズの雄Hotline TNTなど、精神性の共鳴を感じるバンドのほか、SPIRIT OF THE BEEHIVE、haloplus+、Full Body 2、Greg Mendez、DJ Manny, LUCY (Cooper B. Handy), RXKNephewといった、多岐にわたるコラボレーション曲が含まれている。

今回の作品について、Dulgarianは次のように話す。
子供の頃、音楽を聴く最高の方法の一つは、コンビニで薄型ジュエルケースに入ったミックステープのCDを手に取ることだった。地元のやつがビートを作ったり、ボーカルのステム音源を適切なテンポに合わせてミックスしたりした、お気に入りのアーティストを完全に無許諾でパッチワークのようにつなぎ合わせた代物だ。店で必要なものを買うついでに、約1時間分の音楽に対して5ドルを払うのは決して惜しくなかった。ジャケットのアートワークは花火の広告みたいで、「グラフィックデザインが私の情熱です(Graphic design is my passion)」と言わんばかりの素人臭い連中が作ったようなものだった。あの精神が恋しくなることもあるが、SoundCloudやYouTubeなんかに行けば、今でもまだそういう空気を見つけることができる。

リリースは〈ATO Records〉とTAGABOWの主宰レーベル〈Julia’s War〉より。


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