UKポスト・ジャンル時代の新鋭Wu-Lu。デビュー・アルバム『LOGGERHEAD』を7/8にリリース&先行曲「Blame」「Ten」を公開!
サウス・ロンドンを拠点に活動するヴォーカリスト/マルチ・インストゥルメンタリスト/プロデューサーのWu-Lu。black midiのドラマーMorgan Simpsonが参加した楽曲を含め、これまでリリースしたシングルがいずれも高い評価を受け、すでに世界中のフェスティバルに出演、FADER、MOJO、CRACK、QUIETUSといった主要メディアが絶賛するなど、注目を集める。
勢いに乗るUKバンド・シーンとも密に交流しながら、独自のスタイルでUKの新たなオルタナティブ・ロックの潮流を巻き起こしつつある彼が最新作『LOGGERHEAD』を7/8にリリース決定。さらに、アルバムから「Blame」、「Ten」の2曲をMVと共に先行解禁した。
全12曲 (国内盤にはさらに1曲追加) からなるWu-Luによるデビューアルバムは、ポストパンク、スクリーモ、ヒップホップ他、様々な要素を含んだ爆発的なエネルギーが詰め込まれている。歪みながらもしなやかに加速するギター、鉄壁のようにそびえるベース、ドリル・ミュージック影響下の三連符ドラム、そしてピアノのメロディーが楽曲を彩っている。本作『LOGGERHEAD』は1980年代の〈Factory Records〉や、DJ Shadow、あるいは結成間もない90年代のSlipknotが作り出したようなサウンドを縦横無尽に行き来し、過去の題材を引用しながらも独自のサウンドを生み出している。
『LOGGERHEAD』の制作は、バックバンドのメンバーたちとともに、ウエストロンドンのパブや、ノルウェーにあるレコーディングスタジオ、Betty Fjord Clinicで実施された。ジャムセッションをもとにしたサンプリング音源を解体し、繋ぎ合わせ、再演奏しながら制作は進められたため、帰国したときにはアルバムはほとんど完成していた。
歌は不安と罪悪感をテーマにしている。そして恐怖に立ち向かい大声を上げることで、また人々が互いを気にかけることで乗り越える方法を見つけられると主張する。「Calo Paste」にはLéa Senが参加していて、美しいストリングスのアレンジと、力の限りを尽くすボーカルと、分厚く重なる緩慢なギターの音を組み合わせている。「Blame」には、インダストリアルミュージックの不規則なエレクトロニックサウンド、過度に跳ね回るブレイクビーツのドラム、メガホン越しのひずんだ歌詞がある。「Night Pill feat. Asha」は、午前3時に集まってスケートボードを楽しむ様子を表現し、エレキギターの大音量で奏でられる夜行バスのメロディーがたわんだ電線のように背景に浮かび上がり、そして低く轟く音のエネルギーが螺旋状に渦を巻いて曲全体を成層圏にまで打ち上げようとする。
最新アルバム『LOGGERHEAD』はCD、LP、カセットテープ、デジタルで7月8日に発売。国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、解説書と歌詞対訳が封入される。またLPは通常盤のブラック・ヴァイナルと限定盤のライト・グリーン・ヴァイナルの2形態が発売される。
■Release Information
ARTIST:Wu-Lu
TITLE:『LOGGERHEAD』
RELEASE DATE:2022. 7. 8
LABEL:Warp、Beat Records