| CROSS

Blue Bendy
Tracklist Liner Notes

『CROSS』 Tracklist Liner Notes

気鋭なアーティストをキュレーターに迎えたプレイリスト『CROSS』。 今回はUKの6人組、Blue Bendyをフィーチャー。待望のデビューアルバム『So Medieval』のレファレンスになった20曲をセレクト。プレイリストを一聴してからアルバムを聴くと、また違った角度で聴くことができるかもしれない。

[TRACK 1]

Stephen Malkmus and The Jicks –
Cast Off (2018)

この曲やアルバムでのピアノとギターの相互作用、大音量と静寂は、僕たちも試みていること。大音量で歪ませたセクションが、シンプルなピアノに落ちていく。

[TRACK 2]

Judee Sill –
Jesus Was A Crossmaker (1971)

型破りなポップソング。実にキャッチーでドライヴ感がありながら、奇妙で調子が狂っている。イエスが十字架職人であるという宗教的なイメージの衝突は実に興味深く、ダークであると同時に辛辣だ。

[TRACK 3]

Arthur Russell – Janine (2004)

真のエクスペリメンタリストによる完璧なポップス。


[TRACK 4]

Penguin Cafe Orchestra –
Perpetuum Mobile (1996)

同じメロディーが様々な楽器で演奏され、ピアノのリフのムードはバックのコードにカバーされている。実に心地良い。

[TRACK 5]

The Magnetic Fields –
Strange Powers (1999)

Stephin Merrittのリリカルな才能は相変わらずで、いつも剽軽で胸を打つ。

[TRACK 6]

Tortoise – TNT (1998)

複数の楽器を用いた、複雑な音楽制作においてはトップクラス。そして二度と同じことはやらない。


[TRACK 7]

Stereolab – Lo Boob Oscillator (1995)

奇妙な音楽を作る彼らなだけに、一曲だけを選ぶのはとても難しいよね。

[TRACK 8]

Broadcast – Tender Buttons (2005)

Stereolabと同じ。

[TRACK 9]

Don Caballero –
Fire Back About Your New Baby’s Sex (2000)

マスロック、完璧にこなされている。


[TRACK 10]

Aphex Twin – Alberto Balsam (1995)

シンセの魔法。

[TRACK 11]

Frank Black –
Whatever Happened To Pong? (1994)

華やかさと奇天烈さが同居したハイパーロック。

[TRACK 12]

Caroline Polachek –
Welcome To My Island (2023)

ポップな捻りとポップな遊びが詰まった一枚。


[TRACK 13]

Tindersticks – She’s Gone (1995)

長年、僕たちのインスピレーション。Stuart Staples の歌声は素晴らしい。ブルックリン・メソニック・テンプルでのバージョンをYoutubeで見てみてほしい。

[TRACK 14]

LCD Soundsystem –
All My Friends (2007)

Steve Reichを想起させるピアノの演奏(「Cloudy」もそうだけど)が実に素晴らしく、8分もあることを忘れる。

[TRACK 15]

Steve Reich, Erik Hall –
Pulses (2020)

彼について触れたなら、彼の曲も入れなきゃね。


[TRACK 16]

Arctic Monkeys –
Star Treatment (2018)

トップアーティストでありながらも、パンツと孤独について歌うことを厭わない。まさに叙情的ないたずらとミスディレクション。YouTubeでWarp Speed Chicのミニ・ドキュメントを見て、フランスでアルバムをレコーディングする巨大なバンドになることを夢見てみて。

[TRACK 17]

Pulp – Babies (1994)

抽象的で実験的な音楽を作ることに憧れを持っているけれども、きっと“次なるPulpの「Babies」”に匹敵する音楽を目指した方が良いと薄々感じているのだ。

[TRACK 18]

Arthur Russell –
“Instrumentals” Volume 2 – Part 1 (2002)

Arthur Russellからもう一曲。とても美しく希望に満ちた響きで、モダン・クラシックでありながら、夢見るようなバロック的な瞬間があり、決して威圧感を感じさせない。


[TRACK 19]

Björk – Hyper Ballad (1995)

Björkを選んだよ。だってBjörkだぜ?

[TRACK 10]

Karen Dalton –
Something On Your Mind (1971)

日常的な真摯さの力、そしてフォーク・レコーディングのベース・サウンドの良さ、さらにはメロディアスなヴァイオリンの華麗さにも耳を傾けて聴いてほしい。


■Playlist


■Release Information


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