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Squid

目まぐるしく流動的なUKの音楽シーンにおいて、その類まれなソングライティングセンスと音楽的教養で、一気に最前線へと躍り出たロンドンの5人組、Squid。WARPへの電撃移籍、ファースト・アルバムで見せたバンドの未来志向、そして待望の初来日を経て、彼らが活動に対して思うこととは。メンバーのOllie Judge (Dr./Vo.)、Laurie Nankivell (Ba./Br.)、Arthur Leadbetterの3人に話を聞いた。
ー日本の音楽はエレクトロニックミュージックに対して少し異質なアプローチがあるー
– 初めまして。今日はよろしくお願いします。
Ollie(以下、O):僕はドラム/ボーカルのOllie。
Laurie(以下、L):僕はトランペットとか色んな楽器を担当しているLaurie。
– 初めに、今年のSUMMER SONICでのステージはいかがでしたか。
O:そうね、本当に素晴らしかったよ!あれだけ多くの人が観に来てくれたことは信じられなかったね。
L:これまで行ってきたライブの中でも特に大きいものだったから、すごくワイルドだったね。アジアにも今まで来たことなかったから、本当に大きなサプライズって感じだったよ。

©SUMMER SONIC All Copyrights Reserved.
– 東京公演でSquidの演奏前にステージをやっていたCHAIのパフォーマンスを皆さんも観ていたようですね。彼女たちのパフォーマンスはいかがでしたか?今のUKの音楽シーンはかなりバラエティに富んでいると思うので、その視点から皆さんの目にはどう写ったのか聞かせてください。
L:実はCHAIのライブは以前にも何度か観たことがあってね。一回はパリでだったかな。前に観た時は“ポストパンクっぽい”なと思ったけど、今回日本での彼女たちのパフォーマンスを観た時はより“Jポップっぽい”なと感じたね。彼女たちが演奏のスタイルを変えたのはわからないけど、なんとなくそんな感じがしたな。
O:僕もそんなふうに感じたね。
– そうなんですね。

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– 少し日本での滞在について聞きたいと思います。どこか遊びに行くことはできましたか?もしエピソードなどがあれば教えてください。
O:正直なところ、あっという間だったね。5日間しか居れなかったけど、ここに来られたことだけでも本当に素晴らしいことだったと思う。
L:時差ボケがひどかったね。昨日誰かが小さな地震があったって言ってたんだけど、時差ボケで錯乱していたからなのか、揺れにも全く気付かずにいたな。
O:食べ物も異次元だったね。色んな美味しいものを食べたよ。あとはどうだろう?
L:かっこいいバンドにも何組かあったよ!昨日彼らのこと覚えてる?
O:待ってね、今思い出す、DYGLだ。
L:そうそう、DYGL。
– なんと!彼らには以前インタビューしたことがありますよ。
O:そうだったのか!昨日少し彼らと遊んだよ。
L:あとは大阪の公演で僕らの前にライブをしていたALIっていうバンドにも会ったね。
O:みんな本当に優しかったよ。
– 過去のインタビューで、Squidはドイツのクラウトロックバンド、CANからも影響を受けていると話しているのを見て、色々な海外の音楽を聴いているのではないかと思いました。
O:うんうん、そうだね。
– ライブでも海外の様々なバンドTシャツを着ていて、YMOなども着ていましたね。YMOも皆さんにとって影響力のあるアーティストなのでしょうか。
O:うん、もちろん。彼らには本当に色々影響されていると思うよ。僕は日本の音楽が好きでね。コーネリアスとかも好きだな。『Fantasma』は素晴らしい作品だと思うよ。
L:YMOを含むこれらの日本の音楽ってどこかエレクトロニック音楽に対して、少し異質なアプローチをとっていると思うんだよね。感覚的な話なんだけど。だから僕はすごく好きなんだ。
– こういう日本の音楽はどのようにして見つけているのですか。
O:自分でも実際のところどうやってるのかわからないんだよね。でも自分たちの住んでいる地域は、イギリスのエレクトロニックミュージック好きにとってはすごく良い場所だと思う。
– レコードショップなどでは「ジャパニーズ・ミュージック」とか「J-エレクトロニック」みたいなコーナーがあったりするんですか。
O:そういうのは無いね。
L:特定のアーティストは何かしらのルートで自分たちの情報網の中に入ってくるんだけど、彼らがどうフィルターをくぐり抜けてくるのかは自分たちも分からないんだ。時々YouTubeのアルゴリズムも急に日本の音楽をおすすめしてくることがあるよ。
O:不思議だなぁ。
– <WARP>と契約したというニュースを聞いたときはとても驚きました。Squidの音楽は<WARP>のスタイルにぴったりだと思います。レーベルへのサイン後、何か新しい発見や出会いはありましたか。
O:そうだね、Nala Sinephroに会ったよ。彼女は素晴らしいジャズミュージシャンだと思うね。あとはWu-Luにも会ったね。今の〈WARP〉は一つのジャンルに囚われない新しいアーティストを次々と取り込んでいる気がするね。
– Wu-Luは今年インタビューしましたよ。
O:そうなのか!彼も本当に良い人だよね。どこかコミカルな感じもある。
– 彼はFlying Lotusと友達になりたいと言ってました。
O:ハハ!
L:契約前まで、僕たちもレーベルの大ファンだった。すでに彼らからリリースされるエレクトロニックミュージックが大好きだったから、レーベルの一員になってよりそういう音楽にのめり込めるのはすごく嬉しいことだよ。
– ここまでWu-LuやWet Legにもインタビューしてきましたが、彼らは共通してDan Careyは素晴らしい人で音楽が大好きだと話していました。Squidの皆さんも以前、他のインタビューでDanは“6人目のバンドメンバーだ”、なんてことを言っていましたね。皆さんから見た彼はどのような人物ですか。
O:僕たちはまだDanとしかレコーディングを行ったことが無いのもあって、彼は僕たちの良い友人だと感じているよ。一緒に仕事するのはとても楽だね。彼は仕事の進め方がうまいんだ。
L:Ollieの言う通りで、彼は本当に良い友人であり、一緒に仕事するのが楽しいよ。とにかく最高な人だね。
– 彼との出会いは偶然だったんですか?それとも一緒に仕事をするまでに何かきっかけとなった出来事があったのでしょうか。
O:彼にはいきなりメールを送ったね。今だったらできたことじゃないな。彼も〈Speedy Wunderground〉での仕事があるし、毎日何百件ものメールに追われているからね。それを考えると、自分たちはタイミングに恵まれたなと思う。彼のことはScottibrainsっていう彼がやっているバンドから知って、彼らの音楽がすごく良いと思ったのがきっかけだね。加えて、Danが過去にプロデュースを担当した作品はそのどれもが素晴らしかったのもあって、連絡してみることにしたんだ。
ー神経学 × アートー
– そんなDan Careyとレコーディングした『Bright Green Field』について少し聞きたいと思います。アートワークには脳から発せられる信号を解析したイメージ画像やグラフィックを起用していたましたね。
全員:そうだね。
– それらは京都大学の神谷之康教授によるリサーチからだったと聞きました。神谷教授のことはどのようにして知ったのでしょう。
O:たしか、ギターのLouisがいつの間にかリサーチをしていて、神谷さんがこの分野の研究をリードしていることを知ったっていう経緯だったかな。そこで、神谷教授に直接メールをして、あのアートワークが実現に至ったという感じだね。かなりスムーズに進行していったと思うよ。
L:Louisが神谷教授がサンドアーティストと行ったプロジェクトの存在を知って、とても面白いと思ったみたい。単なる神経学のリサーチ以上のものだった。ある展示では、神経信号を砂を使っていかに視覚化できるかということに挑戦した作品があって、自分たちは単純にそれを見てかっこいいと思ったんだよね。僕も大学では神経学を勉強していたこともあって、これらの取り組みがものすごく面白く感じたんだ。
– そんな先進的な取り組みをされていたんですね。驚きです。
L:そう。音楽と神経学を組み合わせることってなかなか無いから、今回アートワークでそのような取り組みができて嬉しかったな。
ー音楽的な進歩のためには、次できることが何なのかを考えることが大事ー
(ここでメンバーのArthur Leadbetterも合流)
Arthur(以下、A):キーボードやパーカッションを担当しているArthurです。今日はお話しできて嬉しいよ。
– よろしくお願いします。
– SUMMER SONICでのステージは満員でしたし、ここ数年間で国内外の多くの人から注目される存在になったと思います。これまでの活動や成功を振り返ってみて、皆さんはどう感じていますか。
A:そうだね、僕は今自分たちが置かれている環境を単純に幸せだと感じるのが良いのかなと思っているよ。“成功”って素晴らしいものだし、僕たちも常に最善を尽くして活動に励んでいる。けれども音楽的な進歩という意味では、次にできることは何なのかを考えることが大事だと思う。それは例えば次のアルバムのことであったり、次の休日とか週末のこととかも。あとはこれから先の数年間、バンドメンバーが友達であり続けるためにはどうするか、とかね。

– なるほど。活動の中で、何か心境的または身体的に変化はありましたか。
O:精神の面では今は“大人になった”と思うね。身体的な話だと、物を持ち上げるのが楽になったという意味で、前よりも力持ちになったかな。
L:たしかに。
O:変化については難しいね。いくつものショーをこなす毎日だと客観的な視点であったり、自分自身が物事をどう感じているかを振り返る時間がなかなか取れないからね。でも、もうすぐ1ヶ月くらいの長期休みが取れるからその間に見えてくるかも。分かったらメールでもしてあげるよ。
ーBjorkー
– 現在はOllieがボーカルを担当していますね。最近だとカナダのCrack CloudやロンドンのFolly Groupなどもドラマーがボーカルを担当していて、彼らも認知度を高めていると思います。Squidにおいては、今のバンドスタイルにした経緯は何だったのですか。
O:どうなんだろう、何となくの流れで決まった気がするね。意識的な決定は無かった気がするな。
A:僕たちはアイデアの坩堝みたいな感じで、そんなに議論することも無かったと思う。ただ、sh*t(=クソ)な音楽を作らないようにしようとしたら今の形になったかな(笑)。
– 「Narrator」はMartha Skye Murphyをフィーチャーした楽曲でしたが、今後他にコラボしてみたいアーティストはいますか。
O:僕たちは前からずっとBjorkとやりたいって言ってるよね?
L:そうそう。あと彼女が今度リリースするアルバムはガバ(ハードコアテクノの一つ)路線の作品になるって聞いたからとても楽しみ。
O:あとは… Herbie Hancockとかだっけ?
A:ハハ!そうね。いや、もう彼は素晴らしすぎるミュージシャンだからコラボできたら最高なんだけどな。実を言うと彼、『The Imagine Project』っていうアルバムを出していて、それは色んなジャンルのアーティストをゲストに呼んで演奏する作品なんだ。だから僕らも可能性はあるかもね。
L:これまでにいくつかのショーで異なるパーカッショニストを迎えてライブをしたことがあるんだけど、高い技術を持ったプロフェッショナルな人と一緒に演奏するのは本当に良い体験だよね。この取り組みはこれからも続けていきたいと思うな。
A:今後はスティールパン奏者とかを迎えても良いかもね。スティールパンのバンドなんか結成しちゃったりして。それでも結局はBjorkかな。
L:そうね、基本的にはBjorkだね。
O:Bjork!結局Bjorkに戻ってくる。
ーブリストルに良いシーンができているー
– 現在はイギリスから数多くの面白いアーティストが登場していますが、その中でも我々は特にBlue Bendyがエキサイティングだと感じています。
O:良いね。
– Squidも彼らと繋がりがあると聞きました。
O:うん、何年か前に彼らと一緒にライブをしたことがあるんだ。僕らのマネージャーがレコードレーベルを運営していて、Blue Bendyの『Motorbike EP』をリリースしていたね。彼らは本当に楽しいやつらだよ。ブリットポップの中にパンクがあって、他方で実験的でもあるよね。
– 彼らの音楽性は他のUKのアーティストと比較しても異質で良いですよね。
A:うんうん、僕もBlue Bendyは好きだね。とても面白いバンドだと思う。
– Blue Bendyのように、他に交友関係のあるバンドやこれからを楽しみにしているアーティストは誰かいますか。
O:今だとブリストルに良いシーンができているね。例えばMinor Conflictとか良いね。あとはQuadeとかも。
L:僕らの友達のバンドKEGも良いね。彼らのライブはすごく良いよ。

O:あとはNukulukっていうバンドもおすすめ。彼らはエクスペリメンタルな感じの音楽だね。Death Gripsほど強烈ではないかもだけど。他にもたくさんいるんだけど、今あげたアーティストは特におすすめだね。
L:あ、あとはMartha Skye Murphyもソロ活動で良い作品ができてきているようだから、これからのリリースがとても楽しみだな。
O:僕も楽しみ。
ー卓球ラケットの夢ー
– マーチについて少し質問させてください。実は今日も着て来ました。
O:本当だ!最高!
– マーチの制作やデザインにバンドメンバーはどれくらい携わっているのですか。何か細かい指示やコンセプトをデザイナーに伝えるのでしょうか、それともデザイナーに好きなようにやらせているのでしょうか。
O:基本的にデザイナーがやりたいようにさせているね。
A:たまにちょこちょこっと作業したり指示したりすることもあるけどね。



O:いつもはデザイナーを見つけたら、彼らが全てのデザイニングや修正をやってくれるんだ。これまでにいろんなデザイナーにメッセージを送ってきてことがるけど、結構ストレスフルな作業ではあるね。
– そういうデザイナーというのは日頃から探しているのでしょうか、それとも友達とかですか。
O:そのミックスみたいな感じかな。ネット上で探すこともあれば、、、
L:友達の友達みたいな。
O:もしくは神経学者とかね。
– これまでにTシャツ、靴下、キャップなどをリリースしてきましたが、今後作ってみたい商品は何かありますか。
O:卓球のラケット。結構前から卓球のラケットを作りたいねって話はしていたんだ。僕たち卓球が大好きだからさ。でも作ったところでまともな収入にはならないと思ってる。
L:遺伝子組み換えされた“Squidフルーツ”とかはどうだろう?
A:ヤバいね。
O:アンダーウェアとかはどうだろう?
– ロンドンのバンドのSorryがこの前アンダーウェアのマーチを出していましたね。
O:そうだった、先越された!
ー“怒り”を抑えた作品、ネズミの曲ー
– 具体的でも抽象的でも良いですが、これから先バンドとして達成したい目標はありますか。
O:特に掲げているものは無いけど、ここで言うとすれば「前進し続けること」「音楽をやり続けること」「友人であり続けること」かな。あとはもちろん、Bjorkとのコラボレーションも。
A:僕はそうだね、メキシコに行きたいな。
L:ハハ!
A:メキシコで演奏がしたい。
O:シンプルで楽しいゴールだね。僕も賛成だ。メキシコでライブしてみたいなぁ。
L:ギターのAntonが前に彼のSquidでの目標は、KEXPでプレイすることだって言っていたんだけど、それはありがたいことにもう実現できちゃったから、本来なら今バンドを脱退していてもおかしくないね(笑)。KEXPでのセッションが実現したら幸せに死ねるって言っていたな。
– では、ここで次のアルバムについて。現在どれくらい制作が進んでいるか教えてくれますか。
O:かなり進んだよ。まだ少しやらないといけないことは残っているけど、いい感じに仕上がってきていると思うね。
– ファーストと作風は違いますか。
O:違うと思うよ。どのように?と言われたら分からないけど、違うことは確か。少しクレイジーさが増したかな。
A:音楽的にはこれまでより“怒り”が抑えられていると思う。あと、いろんな顔を持った作品のような感じもするね。
– 読者に作品のヒントをあげるとして、何かキーワードとかをもらえたりしますか。
O:ネズミに関する曲があるよ。
– ネズミ?
O:すごくいい感じの曲だよ。ここではそれしか言えないかな。
– 最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
O:改めてありがとう!優しくしてくれて嬉しかったよ。近いうちにまた会おう。
A:日本のファンの皆さんに会うことができて本当に嬉しかったです。中にはこれから先も長い付き合いができそうな人とも出会えたし、またいつか戻ってきて皆さんに会いたいと思っています。
L:日本に戻ってきて大きなツアーをやりたいね。それは東京、名古屋、大阪だけじゃなくて。誰かが沖縄という島があるって言っていたんだけど。
– 南の方にある島です。
L:そういう場所でもライブがしたいね。
■RELEASE INFORMATION
ARTIST:Squid
TITLE:『Bright Green Field』
RELEASE DATE:2021. 5. 7
LABEL:Warp, Beat Records

■BIOGRPAHY
Squid
UK/ブライトン出身で現在はロンドンを拠点に活動する5人組バンド。大学在学中の2015年に結成され、Ollie Judge(ドラム & リードボーカル)、Louis Borlase(ギター&ボーカル)、Arthur Leadbetter(キーボード、弦楽器、パーカッション)、Laurie Nankivell(ベース&ブラス)、Anton Pearson(ギター&ボーカル)から成る。ジャズ・バンドとしてスタートし、クラウトロックとの出会いをきっかけに、旺盛な好奇心と実験精神によって、それをさらに膨らませて現代化させた独自のサウンドを構築。UKロックシーンの重要人物Dan Careyのレーベル<Speedy Wunderground>からのリリースで注目を集めたのを経て、Battlesや!!! (Chk Chk Chk)など革新的バンドを輩出してきた<Warp>と契約。2021年、Dan Careyをプロデューサーに迎えてレコーディングされたデビュー・アルバム『Bright Green Field』。
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